オーストラリア田舎町にてローカルジョブの求職方法

  
オーストラリアにおいてのローカルの仕事の見つけ方についてちょっとお話したいと思いますが、わたしも実戦中なのでお役に立てる情報が書けるか分かりませんが、知っている限りお教えしようと思います。といっても随時働き手をフリーペーパーやインターネットで盛んに募集している都市部ではなく求人の方法が非常に限られているここDarwinやその他オーストラリアの田舎町においての仕事の探し方です。

オーストラリアの田舎町で仕事を探す方法は人づてが一番

結論から申し上げると一番仕事を見つけやすい方法は人づての情報です。なぜかというとファーム側は信用できる働き手からの紹介を期待していますし、何より広告には費用がかかるためなるべくお金を払って労働者を集客する事を避けたいみたいです。実際に私が働いていたファームの雇用主もそう話していました。数年前までは地元紙の求人欄やレストランやバーにも赴いて求人募集の紙を置いていたみたいですが、現在はワーホリの旅行者が増え旅費を稼ぐ為に平気で僻地までやってくる若者が多く、自らファームへ売り込みに来るので求人の必要が無いのだと話していました。そしてバックパッカーは横のつながりが広いので、簡単に熱心な働き手を探す事ができるのだそうです。

ホステルで知り合った人も誰かの紹介か人づてで雇用主の電話番号を聞き出し直接連絡していましたので、自分が仕事を探しているという実情をなるべく多くの人に知ってもらうために、なるべく人が多く集まるホステルに滞在してルームメイトに限らず色んな人に仕事の話をしてみる事が一番得策です。引っ込み思案とか無しです。とにかくホステル中の人と会話しまくって情報を聞き出してください。ターゲットは暇そうに本を読んでたり、ぼーっとしている人はダメです。忙しく翌日の準備を始めている人にしましょう。すでに仕事を持っている可能性が高いです。

私の場合は宿泊しているバックパッカーホステルのみならず、別のバックパッカーホステルまで出向いて行ってそこで滞在している人に情報をもらったりしていました。情報を持っていそうな人のところへどん欲に飛び込んで行っていました。

バックパッカーのノーティスボード

ダーウィンのバックパッカーホステルには手頃な掲示版、ノーティスボードが設置されている所が多く、何かしらの求人が1週間のうちに数回張り出される事があります。ファームでの仕事を目当てに掲示版を見に来る人は多いですが、ここに掲載される求人のほとんどはキッチンハンドやナニー(子守り)、クリーナーといった最低賃金の仕事で拘束時間も労働期間も非常に短いので生活費の足しになる程度の仕事しかもらえません。それでも何もしないよりはましです。この求人は見た瞬間に携帯電話で連絡しないとあっという間にポジションがなくなりますので、留意しておいてください。その求人を見て後で考えてからでは完全に遅いです。数時間たったら求人が掲示版から外されると思ってください。見たら即電話です。そこで働くか働かないかは後で考えてください。まずはそのボジションを確保する事を優先させてください。特にファームが閉じている1月から3上旬までの今のシーズンは仕事を求めているライバルがうようよいるので拙速を重んじてください。

飛び込み交渉

これはオーストラリアでは割と一般的な仕事の獲得方法。直接自分が働けそうなところへ出向いて行ってマネージャーと直接交渉します。レストラン、バー、ワニ園、小売店、ピザ屋、漁船などなど私が出向いたところは数知れず、CBDじゅうにあるお店を回ってました。全滅でしたが、なにもやらないよりましです。CV(履歴書)を配って歩くみたいなことをしていた人がいましたが、私はしませんでした。完全に紙の無駄です。なぜならポジションが空いているなら向こうもとりあえずCVをもらっておこうという感じになるからです。何回かCVを渡しにいった事はありますが、マネージャーの応対する態度で大体返信がないというのも分かっていましたし、実際にメールや電話にリプライがなかったのでやめました。

ただこうした飛び込み交渉で嫌な顔をされたり、追い出されたりといったことはなく、親切に励ましてくれたり、暖かい言葉を頂いたりしたので、こういった求職活動はオーストラリアにおいては日常茶飯事なのかもしれません。

慣れてないと話しかけ方に躊躇すると思いますが、普通にフレンドリーに、Hi! How are you mate! I'm just wondering if you would look for someone to assist your work in a current position. のように話しかければ良いと思います。かしこまる必要は全くなくどんなポジションにいる人でもフレンドリーに。

インターネット

インターネット上でのローカルジョブの探し方は限られてきます。だいたいオーストラリアのポータルサイトGum treeやseek jobなどを使っている人が大多数ですが、ここに掲載される求人のほとんどは経験者か、特殊なライセンス、クォリフィケーションなどの有資格者が有利に得る事ができる仕事ばかりです。ナース、シェフ、鉄鋼溶接有資格者、バスドライバー等、前職が掲載される求人の条件を満たす人ならば是非挑戦するべきだと思います。ちなみにお寿司をにぎれるシェフの求人数はここダーウィンの田舎町でも1位、2位を争うほど多いです。

残念ながらファームや経験が無くても就くことができるカジュアルジョブの情報はあまり掲載されないので、そういった情報を探されている方はgum treeでの求職活動は徒労に終るかもしれません。

ただ私の知り合いで未経験でも仕事を勝ち取った人がいるので自分の熱意とやる気を英語で伝えられればgum treeに掲載されている高給の仕事に採用されるかもしれません。

まとめ

何度も言いますが、カジュアルジョブの求人情報は人づてが鉄板です。いかにネットワークをモテるかが仕事を得る鍵になります。最近ではそういったコミュニティーがミートアップやfacebookなどのソーシャルウェブサイトでいくつか出現して情報を得やすくなっていますが、それでもオーストラリアノーザンテリトリーの情報は非常に少ないです。自分でネットワークを作る方法は自分から仕事を持っていそうな人に話す以外ありません。あまりアドバイスにはなっていないかもしれませんが、私が今まで試してきたなかでこれが一番効率的な求職活動ですので、もしオーストラリアで仕事がないと困っていたら、とにかくホステルに出向いてそこで生活している人間に話しかけてみてください。なにかしら果実を得られるかもしれません。

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