人生の岐路にたった時はコイントス。

　　

タイトルの人生の岐路とは大袈裟ですが、人生の中の様々なシーンで選択を迫られる場面が多いと思います。それこそ自分のキャリアや収入に関する事になると、与えられた選択肢の中から一つを選び出すことは非常に頭を悩ますところです。私も色々と人生の中で選択を迫られたシーンはありますが、結局自分の決断は選択肢を見た瞬間に実は潜在意識の中で下していて、自分が納得する理由、自分への説得材料を探すためにその潜在意識が下した決断を認めずに先送りし、優柔不断になってしまいます。結局その決定を最後に認めるにも関わらず。そのため大きな決断はかなりのタイムロスをしてしまったり、時には何のアクションも起さなかったり。

論理的に計算高く目の前に開かる岐路について悩み答えを出すのも一つの考え方ですが、自分がこうしたい、やりたいという欲求、直感による決断は概ね自分が幸せだと感じる方向に導いてくれる可能性があると思います。

その自分の直感による決断を推し量る方法としてコイントスが非常に効率が良いと思います。何もコイントスの表裏によって自分の決断を委ねろと言っているわけではなく、表か裏が出た時の自分の感情を確認してほしいんです。

例えば、既に内定が出ている２つの仕事に対して一つを選択しなければならない時、コインの裏、表にそれぞれの決断しなければならない仕事を割り当てて、コイントスをし、表が出た場合の自分の感情と裏が出た場合の自分の感情を見比べてみてください。

表が出てホッとしたり、逆に嫌悪感が沸いてきたり、また裏が出てホッとしたり、逆にがっかりしたりという感情の変化を受け取ってみてください。まだやったこともない仕事に対してそこまで大きな感情が溢れ出ることはないと思いますが、多少なりとも感情の動きはあると思うのです。

感情の動きから本当にやりたいものは何なのか効率的に確認する事ができます。ただ、あまり多くの会社から受けられる恩恵や条件などをコイントスの条件に加えると直感が働きにくくなるので、なるべく選択の基準は仕事内容だけに絞り、給料や待遇面を一旦度外視してやると直感が働きやすいかもしれません。

決断は拙速を重んじないとその分のタイムロスは後々選択肢を狭める方向に動き、結局決断を覆しやらないことを決断してしまう可能性があるので、直感を信じて突き進んでください。