ダーウィンの中心部CBDは本当に小さな街で車で1時間から数十分で回れてしまうほど小さい。街の大部分は住宅地だが、中心部はホテルが立ち並び観光も盛ん。近隣のナショナルパークへのツアーも充実していてCBDを拠点にして観光を楽しんでいる人も多い。もちろんバックパック一つでオーストラリアをオールラウンドしている若者も多く、ミッチェルストリートはこうした若者が泊まる安宿、ホステル、バックパッカーが立ち並ぶ。
世界から集まる旅行者は、一時の贅沢と至福のための旅行はせず、節約しながら1週間から2週間、もしくはそれ以上の旅行を楽しむ人が多いため、安宿、自炊は必須事項だ。そのためスーパーマーケットでは年代問わず多くの旅行者が今日の食卓を囲む食材を探しにきている。
ダーウィンには2つの大手スーパーマーケットチェーンがある。wookworthはCBDでも中心部から少し離れた所に位置しているため、今回はColesを紹介したいと思う。
Colesもwoolworthに負けず劣らず、値段はいい勝負だが、 Colesがwoolworthと違うのは扱っている製品が日用雑貨や食料品だけではないところだ。薬も売ってるし、カーオイル、ガソリンも売っていたりするため、ツーリングで来た人は非常に重宝する小売店となっている。
アイスクリーム。これでミディアムサイズで3ドル。普通に一リットル、2リットル入りのタッパーに入っている物が売られている。
日本では業務用でしか購入できない大きさ。日本ではアイスクリームはお菓子やおやつなどの間食といったイメージだが、イギリス文化が大きく影響するオーストラリアでは、デザートは食後の口直しとして、それぞれの食事に含まれていて、ランチやディナーの立派な一員。なので普通の主婦が日本で言えば業務用サイズのアイスクリームボックスを2~3個まとめて買っている光景を目にしたりする。
カーオイル。その他にも車のリペアキッドなども売られていて、自分で車やバイクをいじれる人にはとても魅力的。
コカコーラバニラ。日本では製造されていないオーストラリアオリジナル。コカコーラは各国で製造方法や原料が少し異なるのか、味に凄い差がでる。日本のコカコーラは通常の加糖のものでもあまり甘すぎずスッキリした飲みごたえだが、オーストラリアを始め欧米圏のコーラはどれも甘ったるすぎる。本当に味がはっきりするまで砂糖を入れている感じなので、こちらのコーラは確実に体に悪いと思う。
バンダーバーグ、ジンジャービール。オーストラリアでは有名な清涼飲料水メーカー。このジンジャービール、呼称の一部にビールと書かれているが、アルコールは入っていないので子供でも飲むことができる。風味はほんのりビールと強い生姜の香りが鼻を抜ける。味は結構甘め。飲料の中には刻んだ生姜が入っている。バンダーバーグはオーストラリアの地名で、世界有数のサトウキビ畑と生姜畑がある。オーストラリアではポピュラーな飲み物だが、生姜の癖が強いので好みは別れる。
コリアンスナック。形はポテトチップスだが味は完全にカッパ海老煎のパクリ。3ドルは高いと思うけど。
オーストラリアのオリジナルポテチ。特徴は日本のものよりも厚切り、リッチカット。本当にジャガイモを輪切りにして揚げたような感じ。ただしょっぱすぎ。なんでこんなに味を極端につけたがるのか分からない。オーストラリアは味付けに中庸がない。値段は3ドル。
グリルドチキン。味は醤油と蜂蜜(ハニーアンドソイ)。オーストラリアではバーベキューソース、テリヤキソースとならんでポピュラーな味付け。 大胆に鶏の股を丸焼きにしたもの。皮がパリパリで非常に香ばしい
パンやクラッカーにつけるディップス。乳製品のコーナーに陳列してあった。クリームチーズと様々なフレーバーの素材を混ぜ合わせたパンのお供。 これはサケフレーバー、みじん切りにしたスモークサーモンの切り身が入っている。
オニオンバージョン
ピクルスバージョン
唐辛子とライムバージョン
ドイツ、オランダではもはや国民食のヌテラ。というよりも世界でヘーゼルナッツ、ココアスプレッドの市場では追随を許さないほど独占状態にある商品。オーストラリアも例外ではなくヌテラの棚だけ品がどんどん無くなって行くという現象が起きる。これとパンさえあれば生きている。病み付きになるほどうまい。
こんなん見つけた。焼うどん照焼き風味。オーストラリアのOBENTOというメーカーが販売しているらしいが、恐らくBBQソースなみに甘ったるいソースをうどんに絡めて食べるんだと思う。これは3ドル
韓国メーカのラーメン。これはうどんタイプらしいけど、たぶんまるちゃん丼兵衛の麺の類いだと思う。
海外でもロングセラー、インスタントヌードルの業界ではトップシェアのNissinが誇る不朽の名作出前一丁。海外で慣れない食生活を何度これに救ってもらったか分からない。
中国メーカーのインスタント上湯麺
ショートパスタ、ズパイラル。とりわけスパゲティーニやリングイネなどのロングたいぷのパスタよりスパイラルやペンネなどのショートパスタの方が人気で棚に陳列してあるパスタの数もショートパスタの方がどちらかというと多い。これは私の推測だが、ショートパスタはたっぷりの水を使わなくても十分茹で上がるし、冷蔵庫で一旦保存しても水分を吸わせればまた復活するけど、ロングパスタはたっぷりな水が必要な上、鍋に入ったお湯にパスタがつかるまで面倒を見なければならないので少々面倒。また冷蔵庫で保存して、食べる段になって水を吸わせてもぱさぱさしてあまり美味しくないためあまり人気がないのだと思う。ホステルでもロングパスタを調理している人はほとんど見かけない。
パスタコーナー
ラザニア1k 11ドル 安い!かな? これで4〜5人前。 Colesはこういった業務用サイズで出来合いの惣菜がたくさんあるので一つ買っとけば2~3日は余裕でしのげる。
ミートボールとトマトソースのパスタ。これも結構ボリュームがある。
チキンとベーコンのクリームパスタ。カルボナーラに近いかな。 クリーム系のパスタにスパイラルというショートパスタを合わせるのがオーストラリア風。
これはインド料理バターチキンカレーとご飯の組み合わせ。結構甘い味だけど美味しかった。
スウィートチリチーズハンバーグ。これは出来合い製品。グリルしたハンバーグがソース漬けになっていてチーズが乗っている。
オレンジジュースのボトルタイプ。オーストラリアのオレンジジュースはボトルの下部に絞ったオレンジの果肉が沈殿していてこれがまたおいしいどれも100%ジュースだが、とても甘みがあって飲みやすい。値段は2ドルから
離乳食。様々な味の離乳食がこうした入れ物に入っている。基本的にフルーツをたっぷり使用した甘味系が多数。これはチョコレートとラズベリーフレイバー。赤ちゃんはチョコレート大丈夫なのか?
マンゴー、洋梨、バナナの離乳食
変わり種。タマネギ、人参、牛肉、カボチャの離乳食
プロテインタイプ。牛乳で粉を溶いて離乳食を作る。
オリーブオイル、バジルなどの香草とマリネされたリコッタチーズ。 7ドルくらい
巨大なモッツァレラチーズ。日本だと一口大に切られてパックにつめられて400円くらい? コレ2ドル
色んな味のヨーグルト
半分ブルーベリージャムかってぐらい大量にジャムが入っているヨーグルト
牛乳のコーナー2リットル前後で2ドルの牛乳が売られている。
冷凍食品はアジア系の食材が豊富。ご飯にネタになるおかずを掛けて食べるのがこちらでは人気。これはインドカレー
日本でもおなじみ炒飯の冷凍食品。知り合いのオーストラリア人がこの冷凍食品をフライパンを使って調理していたのだが、改めて醤油と蜂蜜を入れて味を整えていた。味見させてもらったが、お世辞にも美味しいとは思えなかった。醤油と蜂蜜の相性、私には合わない。
炒めた野菜とご飯。
イングリッシュマフィン。スポンジボブみたいに生地にボツボツあなが空いた丸いパンケーキ。イギリスやイギリス圏の国では結構ポピュラーな食べ物。フルーツポリッジ(オートミール)と蜂蜜を掛けたイングリッシュマフィンという朝食の組み合わせが人気。
春巻きも発見。これ写真だと分かりにくいけど、箱が大きすぎてお腹で支えてる。どんだけ冷凍春巻きを一つの箱に詰め込んでるのって感じ。
レジの後ろに設置されているソフトドリンクラック。冷えているか冷えてないかの違いだけでスーパーの中の製品の値段が2ドルも跳ね上がるってどうなのよ?いくらここダーウィンが暑いからって便乗値上げしすぎでしょ。全く冷えてないコーラが3リットルで1.50ドルだったのに、ちょっとふざけすぎ
ミネラルウォーターがコーラと同等の値段。というよりここオーストラリアはコーラやスプライトといったソフトドリンクよりミネラルウォーターが高いのが一般的。2リットルサイズだとコーラが1.5ドルに対してミネラルウォーターが3ドルも4ドルもする。
日本製品。日清食品のパン粉。面白いのはパン粉という日本語の名称で売られている事。
味噌汁。この写真をみただけでなんかほっとする。
キューピーのごまドレッシング。棚にはキューピーのマヨネーズ。確か6ドルか7ドル。 買わないですよ誰も。こんな小さなサイズで7ドルでは。業務用サイズが当たり前なのに、こんな小さなボトルで7ドル。いくら日本人の私でもばかばかしくて買いません。
スイカ。食べた事はないですが、甘みは強いみたいです。
500ml 30本で売られているミネラルウォーター
オーストラリアの米と言えばジャスミン米。現地で生産されているお米も細長くパサパサした感じの物が多い。個人的には嫌い。
説明が面倒くさくなってきたので、随時追加します。
Colesもなかなか使える。値段的にはwoolworthとほぼ変わらないし、商品の品質も、仕入れているメーカーもほとんど同じ、カーオイルやガソリンが市販されているのでツーリングで道なき荒野をラウンドされる方は強い見方になる。
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