入金チャージをこちらではトップアップと呼んでいる。自動チャージ機は主要な大規模ターミナルに限らず、トラムのステーション、各駅に設置されている。またオンラインでの入金方法もあるがそれは後程記事にまとめたいと思う。入金方法はクレジット、エフポス、現金の3種類。今回は現金でのチャージ方法についてご紹介しようと思う。
さて今回使用してるMykiカードはMyki moneyのアカウントで登録したもので、Myki Passとは違い乗車の度に料金を支払うタイプになる。Myki MoneyとMyki passの違いについてはこちらの記事でまとめたので確認してもらいたい。→メルボルンの公共交通機関の料金システム
Mykiカードは自動チャージ機のスクリーンの横のくぼみにカードを設置する。
Mykiカードをタッチするとカードのステータスが映し出される。トップアップする際はこれらのMyki detailes情報を必ずチェックして入金するようにしてもらいたい。
メルボルンに滞在して長い人でもあまり知らない人が多いのだが、このカード自体に有効期限があるので、もし有効期限が差し迫っているならその前に新しい物と取り替える必要がある。
有効期限前ならカードの取り替えはタダだが、有効期限を過ぎるとまた新しいMykiカードを購入しなければならなくなるので注意が必要だ。ではスクリーンに映し出された情報を一つ一つ見て行く事にしよう。スクリーンの文字が見えない場合は画像をクリックして拡大して見てほしい。
Mykiカードのステータス
- myki money balance: $4.10
これはmyki moneyのアカウントの残高を示す。実はこの残高はスクリーン上でマイナスを示す事がある。どういう時にマイナスを示すのかと言うと、例えばカードの残高が4ドルで電車やトラムまたはバスに乗車中に2hour fareの有効期限である2時間を超えてしまった場合は、一日乗車券に切り替わるためタッチオフするときにマイナスの残高が算出されるということである。
カード残高が4ドル。2hour fareの乗車賃が$3.90なので乗車中に有効期限の2時間が過ぎると下車してタッチオフするとDairy fareの$7.80が請求されスクリーンに表示される残高は-$3.80ということになる。
マイナス残高ではタッチオンパネルに乗車拒否されるので、早急にトップアップする必要がある。
- Status touched off
これはMykiカードをタッチパネルにカードをタッチオフして駅を出た状態になっているかどうかを指す。フリーゾーンではタッチは必要ないが、有料区間では必ず搭乗、下車時にMykiカードをタッチオン、タッチオフする必要がある
- 2hour fare
有効期限付きの乗車料金タイプだ。Myki moneyには一般的に2hour fareとDiary fareの2種類があり、2hour fareの乗車有効期限である2時間をすぎると自動的にDiaryfareの一日乗車タイプに切り替わりタッチオン、タッチオフすると一日乗車券の料金がMyki balanceから自動的に引かれる。こちらも詳しくはメルボルンの公共交通機関の料金体系の仕組みに掲載されているので確認してもらいたい。
- Expires
これは乗車料金タイプの有効期限の事。このスクリーンの例でいくとデフォルトの2hour fareの料金が適用されているので右側にその有効期限である21 Oct 16 06:06pmと記載されている。
- Fare type
政府からお墨付きを貰い乗車料金の優遇をうけている(お年寄り、学生など)Concession fareか通常のFull fareの乗車料金タイプを指す。外国人がMykiカードを利用する場合はConcessionなどの恩恵に預かることはできないのでほとんどの場合は通常料金のfull fareになる。
- Zone
Zoneはタッチオフした駅が含まれるテリトリーのことで、 例えばFlinders street stationや Southern Cross stationはzone1に含まれる。
- Card status
これはPublic transportation Victoriaのホームページで確認しても分からなかったので何とも説明のしようがないが、恐らく私の推測でいくとこのカードが有効期限中であるかどうかをしめしているのだろうと思う。
カードが有効期限を過ぎて失効した場合、Card statusがactiveではなくなるのではないかと思う。
- Card Expires
カードの有効期限。このスクリーンの例だと2020年7月29日で有効期限が失効する事になっている。
Mykiカード入金方法
Mykiカードステータスを確認後このような画面に移り変わる。今回はMyki moneyの残高をチャージしたいので、スクリーン右上のTop up Mikey Moneyを選択する。
支払い画面に移る。最低投入金額は1$からそして最高投入金額は$250までとなっている。使える紙幣とコインについては100ドル札以外だったら全部使える
トップアップしたい適当な金額をぶち込む。とりあえず現金が20ドルしかなかったのでそれを全額ぶち込んだ
レシートの発行画面。これでトップアップ完了になる
終わりに
Mykiチャージ方法を簡単におさらいすると、駅構内に置かれているTopup専用機のスクリーンの横にカードを設置しスクリーンの支持にしたがったボタンを選択して後は任意の金額をぶち込むだけなので非常に簡単。日本のSuicaのようにチャージする金額が決まっていないので使う分だけカードに入金して乗車するという乗り方も出来る。
またオーストラリアの駅には日本のように残し精算機が置いていないので残高を確認していないとマイナス表示されることになるので注意してもらいたい
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