安ホテル、恐怖のエレベーター

  
恐怖のエレベーター。オーストラリアの中級以下のビジネスホテル、モーテル、バックパッカーのエレベーターは、乗っている時にエレベーターの電気が突然消えたり、数分間止まったりすることはたまにあります。決してそこまで頻度が多いという訳ではありませんが、私がこれまで利用したバックパッカーホステル、モーテル、ビジネスホテルでこういった状況に数回でくわしかなりパニックになったのを覚えています。すぐ動き出したのは幸いでしたが、狭い空間の中に一人閉じ込められる恐怖は数分といえど寒気を催します。

それにしてもオーストラリアのこうしたエレベーターの恐怖を経験すると、本当に乗ってて大丈夫なのかと思い当たる節が幾つか出てきます。例えば、エレベーターが自分がいる階に到着した際、"チン"という到着アラームが鳴ったあとリフトが扉の向こうで数cm一瞬下がったのか、"ボゴンッ!!"という巨大な落下音とともに間髪入れずに"ガシャッ!ドゴンッ!!"という音と共にエレベーターの扉が開きます。実際にエレベーターに乗り込み目的の階に到着すると一瞬リフトが数センチ下に落下します。そして扉はかなり雑にリフトを揺らしながら開くので利用している側はかなり不安になります。

決して不安を煽り立てているわけではありませんが、一部こうしたエレベーターを所有しているホテルやホステルがあるので、気をつけようはありませんが、私の記事を見て思い当たる節があればエレベーターを避けて階段で部屋に向かわれるのがベストだと思います。

この何の飾り気も無いプレーンなシルバーのボディーからしてなんか起きそうで怖い。見てください。このちょっと濁った感じで微妙に鏡になっている表面が不気味です。これはバッパーのエレベーターですが、いかにも型落ちして、日本では使用禁止になっているものがこちらでは不具合がでながらも修理しながら使い続けている感じがします。

これはカードキーを通す端末。カードキーをここに通さないと各階のボタンを押しても反応しない仕組みになっています。ようは滞在者しかエレベーターを利用できないということです。カードを通しても動かない場合が30%くらいあります。カードキーは使いすぎてバーコードが禿げてる。
これがエレベーターのボタンです。オーストラリアでは日本の1階がグランドフロアーになっており、そこから順にファーストフロアー、セカンドフロアーとなっています。グランドフロアーがあるので日本とは一階ずれてます。これは結構迷います。ファーストフロアーとして案内されたのにそこにはロビーしかないと思う日本人は多いのではないでしょうか?多くの場合ロビーはグランドフロアーに位置しているのでファーストフロアーは日本で言えば2階になります。

エレベーターを使わずに客室まで向かうなんてことはホテル利用者にとっては考えられないでしょう。不安を煽り立てた後で大変恐縮ですが、恐らくほとんどのホテルは安全に稼働しているはずです。一部の安ホテル、ビジホ、モーテルに限られた話なので安心してエレベーターに乗って大丈夫です。・・・・・・・・・・・・バックパッカーホステル利用者以外は・・・・・・・・・・・・・

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