12歳の子供達 もうフットボールの表舞台にたつ準備

  
ここオーストラリア、ノーザンテリトリーではフットボールが盛んだ。このシーズンになると早くも小学校を卒業しようかという年齢の子供達が将来のプロプレイヤーを目指して続々とエリート養成チームの選考試合に集結する。

AFLNT (Austrralian Football league Northern Territory)オーストラリアンフットボールリーグノーザンテリトリー、そしてプロの若手フットボールプレイヤーの育成を行っているマイケルロングリーダシップ、ラーニングセンターを通して2016年アカデミーチームでおよそ50カ所で若手フットボーラーの争奪戦が始まっている。

選手選抜委員はダーウィン、キャサリン、その他近隣の地域から将来最も活躍が期待される選手を選抜し、一年のトレーニングに参加させる。

マイケルロング氏は「選手一人一人にどのような能力が秘められているか観察する重要な機会だ。」と話している。

「実際我々は, このリーダーシップセンターで、試合運びの科学的な思考法、栄養学を子供達とともに学んでいる。」

「ここにいる子供達は将来のトッププレイヤーを目指して日々自らの成長を望んでいる。我々は少しでも彼らの成長に役立てるようにまた次のステップとしてのフットボールキャリアを着実に歩んでもらう為常に的確な助言が求められる。我々も学ぶ姿勢を忘れてはならない。」 とマイケル氏は話す。

選手達はノーザンテリトリーの町、ダーウィン、キャサリン、ティウィアイランド、グルートアイランド、マングリーダ、パルンパ、ワデエから続々と集結する。

このプログラムはフィールド外の教育も徹底して行っている。ドラッグや酒に対する法的な教育、個人の倫理観や道徳観、責任感に対する教育も合わせてカリキュラムに入れている。

こうした選手養成チームに加入している選手達は条件として学校教育を怠らないことが義務づけられている。

マイケル氏は「我々はまだ10代になったばかりのとても若いヤングリーダーを育成する。」 「私はチームの中では最年長だが、リーダーシップを発揮してできるだけ良い方向に子供達を導きたい。」と話している。

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