メルボルンバックパッカーズ第八弾 Nomads Melbourne Backpackers

  

スペンサー通り沿いにあるNomads all nation backpackersと同様Nomadsが運営するバックパッカーホステルだ。フラッグスタッフパークにほど近いアベケット通りに沿いに位置する。

アベケットストリートはしない中央を走るエリザベスストリートと接続しており、周辺にはラーメン屋、日本食料理店、中華料理店などが軒を連ねる。

ただスーパーマーケットが近くにないため、食材の買出しには不便な場所である。一番近いスーパーがサザンクロス駅に隣接するColesでホステルから15分の距離である。エリザベスストリート沿いにもMetro Woolworthやcolesがあるが、フリンダーズストリート駅前になるためホステルから徒歩で20分の距離になる。

Nomads backpackersの入口



キッチン、談話スペース、BAR、食堂、バルコニー、トラベルカウンターなどの共用スペースは全てグラウンドフロアーにある。 Barはいつも夜遅くまで営業していて堪え難い程の音量で音楽を掛けている。一応Barと他の共用スペースはガラス戸で仕切られているが、そんなものは防音には全く効果がなく、一日中大音量で音楽を流し続ける。これには本当に参る。

ファシリティーはクリーナーが定期的に掃除しているのか綺麗に保たれている。唯一許せなかった事は皿を拭く布巾の使い回しだ。このホステルだけでなく結構多くのバックパッカーホステルでは皿を洗った後は布巾で綺麗に拭いて元の棚に戻すように宿泊者に求めているが、皿を布巾の使い回し率が非常に高い。

既に湿っていて黒ずんでいる布巾で拭いた皿なのかと思うと、皿の上に料理を盛りつけるのを躊躇してしまう。結局洗ったのに、皿を布巾で汚しているみたいだ。

レセプション。宿泊の手続きにクレジットカードとパスポートが必要になる。

レセプションの対応にはあまり良い印象を持っていない。客の対応よりも自分の業務を優先させる傾向にあったり、割り込んだ客を先に対応したり結構問題がある。接客はフレンドリーでとても良いと思う。客が様々な用を申し付けて来て忙しいのは分かるが、物事の優先順位、客の受付順の把握を今一度見直してほしいところだ。





基本情報

ルームタイプ ドームルーム(4、6、8,10,14シェアベッド、)エアコンなしシングルルーム(ダブル、トリプル、エンスイート)
チェックアウト 10時
駐車場 なし
施設 食堂、キッチン、洗濯室、wifi(有料)
サービス フリー朝食(パンケーキ)
値段 ドームタイプ:29ドル~(曜日、季節によって値段が変動する)、シングルタイプ:110ドル~(曜日、季節によって値段が変動する)
電話 +61(03) 9328 4383
e-mail bookings@nomadsmelbourne.com
住所 198 A'Beckett Street, Melbourne VIC 3000

11月初旬の宿泊料金がThe spencer backpackersに次いで安い29ドル。ただし、ベッド数は14と大広間に皆で雑魚寝と言った感じ。今回は部屋に居た宿泊者の大半が女性だったため汗臭い男臭はしなかった。

部屋は冷暖房は完備されておらず、窓を閉め切っていると蒸し暑くなるため、夜でも常に開けっ放しなんだが、そうするとやはり騒音の問題がでてくる。外で喚く酔っぱらいや、夜中に道路の清掃作業を始める清掃車など、騒音に我慢できない人にはなかなか辛い夜を過ごす事になるだろう。



フラグスタッフガーデンの西側を通るウィリアムストリートの脇道アベケットストリート(Abeckett street)に入って徒歩1分の場所にある。主要な飲食店やスーパーへアクセスする場合はアベケットストリートをまっすぐ突き進みエリザベスストリートに出るか、フラグスタッフガーデンの南側に位置するラトローブストリートをサザンクロス駅の方向にまっすぐ進みキングスストリートかスペンサーストリートに出る必要がある。



ドームルーム(14人部屋)

最初、レセプションスタッフに部屋の様子を質問しないでいきなり最安値の部屋をとってほしいと申し出てしまい、14人部屋だと言われたときは失敗したかなと思ったのだが、部屋に入ってみると意外とベッドとベッドの間隔が広く、荷物を広げるスペースがある。

欧米の教会がボランティアで運営する無料簡易宿泊施設みたいな雰囲気だ。二段ベッド間のスペースはしっかり確保してあり、部屋の中央には荷物を広げるスペースがある。



メルボルン市内のバックパッカーホステルには珍しく部屋にそれぞれバスルームが付いている。ただシャワールームが一つしか無いことが難点だ。この部屋の宿泊客はほとんど女性だったので、僕はシャワーを浴びる事が出来たのは夜中の12時を回ってからだった。



消灯後に撮影したので少し見にくいが、ベッドの画像。きっちりベッドメイキングがしてある。ブランケットのカバーは自分で取り付けなければならないが。。。。

ベッド間の壁に取り付けられている棚。さすが老舗バックパッカーホステル。気が利いている。



キッチン

バーの丁度裏にあるキッチン。



コンロが4つ付いたガステーブルは3台。流し台は2つだけとやや小さいキッチンだ。定期的に掃除されていて非常に綺麗だ。



キッチンの壁面上部に取り付けられているフードストレージ。すでに長期滞在者に占領されてしまっている。



皿や調理器具は調理台の下に置かれている。この皿や調理器具が洗った後使い回しの布巾で拭かれたと思うとぞっとする。



食器や調理器具の洗い方は皆かなり適当なので食材のカスが皿や包丁にこびりついているときがある。一回軽く水で流してから使用しよう。



冷蔵庫は建物の外側にあるガレージの中だ。



共用スペース

共用スペースであるグラウンドフロアーの大部分はBARになっている。お酒を頼まなくても、BARのスペースにあるソファーに座る事は出来るが、かなり耳障りな大音量の音楽が鳴り響いているため慣れていない人は頭が痛くなるだろう。

wifiのフリーパスワードはレセプションの左手にあるトラベルカウンターで聞く事が出来る。



Barの裏にある廊下。右手には部屋に向かう階段があり、左手にはキッチンの入口がある。まっすぐ突き抜けるとバルコニーと冷蔵庫が設置してあるガレージがある。



たくさんお酒の瓶が飾ってある。



ここはバルコニーのスペースに当たるか分からないが、建物の裏手にある談話スペース



バルコニー。左手がBARの入口になっている。



バルコニーからBarの店内に入った様子。



バーカウンター。無料のホットケーキの朝食はこのバーカウンターで提供される。



店内の様子。毎晩旅行にオーストラリアに旅行に来た若者がBarで騒ぎまくっている。



レセプションからのBarへの入口。



トラベルカウンター。各種アクティビティーの予約はこちらから。バスや飛行機の予約も出来る。



評価

立地 ★★★
寝心地 ★★★
客室 ★★★★
サービス ★★★
価格 ★★★★
清潔感 ★★★★

ドームルーム内に、簡易ロッカーがあったり、ハンガーを掛けるバーがあったり、室内にバスルームを設けていたり Nomadsのホステルは色々と気が利いている。ファシリティーも掃除が行き届いておりとても清潔だ。さすが老舗のバックパッカーホステルといったところだ。スタッフの客の裁き方を訓練すれば、かなり満足度の高いほすてるになるだろう。



最後に

ホステルからは主要なスーパーマーケットはすこし離れているため、思いつきで買出しに行ったりできないのが難点だ。徒歩一分の距離にフラグスタッフガーデンやクィーンビクトリアマーケットがあるので徒歩で主要な観光スポットに向かう事が出来る点はメリットだ。ビクトリアマーケット内には飲食店も充実しているので短期旅行者にはオススメスポットだ。晴れた朝にフラグスタッフガーデンを散歩してみてほしい。すごく気持ちいいぞ!

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