農場に着いた翌朝から仕事開始といきたいところだが、仕事の流れを一通り覚える為にトレーニングを受ける事になりなる。トレーニングに関しては一切給料が発生しないため皆口々に不満を漏らしていた。仕事の開始は7時でそれに合わせて私は5時に起きてスコールで激しい雨が降りしきる中でのランニングを終え準備をして集合場所に待機していた。
「いいか?俺の時間を奪うな!これは時間制で給料が発生する仕事だ。俺が7時に集合と言ったら、7時前には準備が完了して仕事ができる態勢になっていなければならない。分かるな?
お前に給料が発生するのは畑に向かう途中じゃない、苺の苗を植え始めてからだ。
いいか?皆よく聞け。我々はこの苗全てを6週間でプランティングできればハッピーだ。そして君らもお金がたくさん稼げればハッピーだろう?
お互いの利害が一致して初めてwin-winの関係になれるし、仕事もスムーズに行くはずだ。だがお互いの尊重を蔑ろにしてどちらか一方に迷惑をかけるようなことがあれば、仕事もうまくいくはずがない。
我々はチームだ。しかしチームで働くにもルールを作らないとただの馴れ合いになってしまうだろう。そこで俺からの提案だ。
遅れて来た奴は宿舎へ強制的に戻す。その間は給料は発生させない。遅刻ややる気のない態度を見せた場合は即刻宿舎へ戻す。このペナルティーに異論のある者はいるか? 」
「・・・・・・・・」
「よし決まりだ。遅刻は厳禁だ。いいか?俺が仕事を始める時間帯を指定したら、その時間に既に準備を整えてプランティングの開始場所に立っている事だ。いいな?」
終始こんな口調で仕事上でのルールを徹底しワーカーからの異論を一切受け付けない感だった。本人は自分のそんな態度を気にしているのかしきりに「これはアーミーじゃない。君らには楽しんでほしい」ということを言っていたが、部下への規律の求め方はほぼ軍隊と言っていいほど。おそらくマネージャーは軍隊に所属していた経験があると見られる。
他のワーカーに話を聞くとこの規律の厳しさは異常らしいが、裏を返せば会社のコンプライアンスがしっかりしているということで会社のやり方には多少不満を感じているものの信頼はしていると話していた。
私も整列していたところ、マネージャーから「お前はなかなかいい体格しとるな。何かやってるのか? とりあえずここに立ってろ。」といってワーカーの列から離され一人だけ孤立してしまった。
マネージャー:「いいかーお前ら!! お前らの後ろにいる奴が今日から働くチームメイトだ。なるべく小さいもの、大きいもの均等になるようにチームを組んだ。
身長によって役割を分担して仕事を行う。身長が低い者はプランティング、高い者は上から水をやる。その繰り返しだ。もちろん屈めている腰の負担も考慮して役割を交代するが、基本的に身長が低い者はプランティング、高い者は水やりだ。 」
そしておもむろにマネージャーが私を呼び寄せ肩を抱く。
「こいつは今日からディギングと苗と水を運ぶ担当だ。バケツに入った苗と水がなくなったらこいつに言ってくれ。畑で耕されてない所があったらスコップをもってこいつが行くから待ってろ。いいな?」
え?ええええええ?聞いてない聞いてない。なにそれ?俺だけ?バケツにたんまり入った水と苗を運んでなおかつスコップで畑耕すってか?
「まじゃあそういうことだからよろしく頼むよ。お前さん体力ありそうだし、まあ何回も畑の中をかけずり回らなきゃならんが大丈夫だろ。」
いやいやいやいや 大丈夫じゃねーよ? 今気温何度あると思ってんの? 30度超えてるんよ?この重いバケツとスコップもってこのだだっ広い畑をかけずり回るのかよ? おいおい勘弁してくれー
ということで私だけ超重労働。体を日々鍛えているとはいえこんなところでそれが裏目にでるとは・・・・
ワーカー全員目つきが真剣だ。10分も立たないうちにバケツが空になる。それに応じて全速力で苺の苗と水を届けに行く。
それにしてもスーパバイザーに追い立てられまくっているせいか苗を植えるスピードが早い。おーいこっちもバケツからだぞー!! 苗が無くて作業が進まんぞー速くバケツを届けろー しんどい・・・ しんどすぎる・・・
おーいスコップで耕してくれ。ちょっちょっと待ってくれ。。 気温30度を超す中作業を続け1時間でヘロヘロ腰砕け。結局人の2倍3倍は動いたと思う。終る頃には地面にへばってた。
マネージャー:「まっ最初にしては上出来だな。よろしく頼むよ」完全にこの仕事を任されてしまった。明日が思いやられる。
ということで幸先の悪いスタートを切った農場でのプランティングの仕事。一週間で慣れるとマネージャーは言うが日頃体を鍛えている私でも体にこたえる。どうなることやら・・・ (汗)
遅刻のペナルティーが宿舎に軟禁
朝7時、宿舎前にワーカーが集結する。マネージャーのロドニーがワーカーを整列させ今日のトレーニングの内容を説明する。と寝坊して5分遅刻して集合場所についた台湾人がいきなり公衆の面前で叱られていた。「いいか?俺の時間を奪うな!これは時間制で給料が発生する仕事だ。俺が7時に集合と言ったら、7時前には準備が完了して仕事ができる態勢になっていなければならない。分かるな?
お前に給料が発生するのは畑に向かう途中じゃない、苺の苗を植え始めてからだ。
いいか?皆よく聞け。我々はこの苗全てを6週間でプランティングできればハッピーだ。そして君らもお金がたくさん稼げればハッピーだろう?
お互いの利害が一致して初めてwin-winの関係になれるし、仕事もスムーズに行くはずだ。だがお互いの尊重を蔑ろにしてどちらか一方に迷惑をかけるようなことがあれば、仕事もうまくいくはずがない。
我々はチームだ。しかしチームで働くにもルールを作らないとただの馴れ合いになってしまうだろう。そこで俺からの提案だ。
遅れて来た奴は宿舎へ強制的に戻す。その間は給料は発生させない。遅刻ややる気のない態度を見せた場合は即刻宿舎へ戻す。このペナルティーに異論のある者はいるか? 」
「・・・・・・・・」
「よし決まりだ。遅刻は厳禁だ。いいか?俺が仕事を始める時間帯を指定したら、その時間に既に準備を整えてプランティングの開始場所に立っている事だ。いいな?」
終始こんな口調で仕事上でのルールを徹底しワーカーからの異論を一切受け付けない感だった。本人は自分のそんな態度を気にしているのかしきりに「これはアーミーじゃない。君らには楽しんでほしい」ということを言っていたが、部下への規律の求め方はほぼ軍隊と言っていいほど。おそらくマネージャーは軍隊に所属していた経験があると見られる。
他のワーカーに話を聞くとこの規律の厳しさは異常らしいが、裏を返せば会社のコンプライアンスがしっかりしているということで会社のやり方には多少不満を感じているものの信頼はしていると話していた。
いい体格しとるな。今日から君はディギングだ
農場のやや開けた場所にある程度身長が均等になるようにワーカーを整列させる。一列目150cm~160cm、2列目160~170、3列目170~180といったように。私も整列していたところ、マネージャーから「お前はなかなかいい体格しとるな。何かやってるのか? とりあえずここに立ってろ。」といってワーカーの列から離され一人だけ孤立してしまった。
マネージャー:「いいかーお前ら!! お前らの後ろにいる奴が今日から働くチームメイトだ。なるべく小さいもの、大きいもの均等になるようにチームを組んだ。
身長によって役割を分担して仕事を行う。身長が低い者はプランティング、高い者は上から水をやる。その繰り返しだ。もちろん屈めている腰の負担も考慮して役割を交代するが、基本的に身長が低い者はプランティング、高い者は水やりだ。 」
そしておもむろにマネージャーが私を呼び寄せ肩を抱く。
「こいつは今日からディギングと苗と水を運ぶ担当だ。バケツに入った苗と水がなくなったらこいつに言ってくれ。畑で耕されてない所があったらスコップをもってこいつが行くから待ってろ。いいな?」
え?ええええええ?聞いてない聞いてない。なにそれ?俺だけ?バケツにたんまり入った水と苗を運んでなおかつスコップで畑耕すってか?
「まじゃあそういうことだからよろしく頼むよ。お前さん体力ありそうだし、まあ何回も畑の中をかけずり回らなきゃならんが大丈夫だろ。」
いやいやいやいや 大丈夫じゃねーよ? 今気温何度あると思ってんの? 30度超えてるんよ?この重いバケツとスコップもってこのだだっ広い畑をかけずり回るのかよ? おいおい勘弁してくれー
ということで私だけ超重労働。体を日々鍛えているとはいえこんなところでそれが裏目にでるとは・・・・
トレーニング開始
とりあえずトレーニングは開始された。思ったよりペースが速い。当たりにスーパバイザーの怒声が響き渡る。「遅い!! 速くしろ!! スピードを上げろ!」ワーカー全員目つきが真剣だ。10分も立たないうちにバケツが空になる。それに応じて全速力で苺の苗と水を届けに行く。
それにしてもスーパバイザーに追い立てられまくっているせいか苗を植えるスピードが早い。おーいこっちもバケツからだぞー!! 苗が無くて作業が進まんぞー速くバケツを届けろー しんどい・・・ しんどすぎる・・・
おーいスコップで耕してくれ。ちょっちょっと待ってくれ。。 気温30度を超す中作業を続け1時間でヘロヘロ腰砕け。結局人の2倍3倍は動いたと思う。終る頃には地面にへばってた。
マネージャー:「まっ最初にしては上出来だな。よろしく頼むよ」完全にこの仕事を任されてしまった。明日が思いやられる。
ということで幸先の悪いスタートを切った農場でのプランティングの仕事。一週間で慣れるとマネージャーは言うが日頃体を鍛えている私でも体にこたえる。どうなることやら・・・ (汗)
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