メルボルン市内中心部を流れるヤラ川(Yarra River)。川は汚いがその周辺の環境はとてもいい。
メルボルンに着いた〜！！ 早速ホテルで一息つきたいところだけど、チェックインまで時間があるし、せっかくメルボルンに来たのにホテルのロビーでくつろいで待っているのももったいないからあまり遠出しない程度に軽く市内観光したい!
という方にオススメの観光スポットを教えようと思う。
観光用のフェリーも定期運行している。
よく市内観光と言うと、市内中心部の博物館や大型商業施設など人が多く賑やかな場所での観光を想像するが、僕が今回紹介する観光スポットは市内中心部に位置しながら都会の喧噪を感じさせない静かでゆったりとした時間を過ごせる川沿いの公園だ。
ヤラ川沿いの散策スポットにはFlinders Street stationの正門玄関口から徒歩5分の距離にある。（フリンダーズストリート駅周辺マップ。右上の枠の記号（Full Screen）をクリックして拡大で表示すると見やすくなる。地図は右上の記号から保存や各種SNS等での共有も出来る。）
飛行機での長旅の疲れを引きずっていてはメインの観光に集中する事が出来ない。メルボルン市内中心部を流れるヤラ川(Yarra river)沿いを散策してひとまずリフレッシュしよう。
プリンスウォーク(Prince Walk)
ヤラ川沿いの遊歩道であるプリンスウォーク(Prince walk)はフリンダーズストリート駅正門前のセントキルダロード(St Kilda Road)に面しフェデレーションロード(Federation Square)の向かい側に位置する。
プリンスウォークはバーラング・マー・パーク(Birrarung Marr Park)やメインヤラトレイル(Main Yarra Trail)と接続しており少し長めに散策をしたい方にも楽しめるスポットになっている
プリンスウォーク入口。左側の下へと続く階段はヤラ川に面した波止場に設けられた遊歩道ヘの入口となっている。
波止場の遊歩道の一部はこうしたバーやレストランのブースに占領されている。ここで昼食をとるのもいいだろう。
子供用の遊戯施設
バーラング・マー・パークにある芝生に囲まれた遊歩道。天候が良い日は時折優しく吹き付ける風がとても清々しい。
メルボルンクリケットグラウンドへと続く道。
公園から見たメルボルンのビル群。
バーラング・マー・パークのボードウォーク沿いにあるヤラ川を見渡す休憩スポット。ここでお弁当を食べてもいいだろう。
メルボルンパーク、メルボルンクリケットグラウンド、メルボルンスポーツミュージアムへと接続する橋。電車の線路を隔てる。
橋から見下ろすメルボルンメトロの線路。
メルボルンクリケットスタジアム前のヤラ公園。
フェリー・レンタルサイクル
プリンスウォークを歩いているとフェリーのチケットやレンタル自転車の呼び込みに出会う。
フェリーのツアーはメルボルンクラウンカジノ、メルボルン水族館、ワールドトレードセンター、メルボルンエキシビジョンセンターなどのメルボルン市内中心部を巡るコースとメルボルンのスポーツアリーナやバーラングマーパークなどの公園やガーデンを巡るコースがある
フェリーはプリンスウォークの波止場から定期的に運行している。
チケットは大人23ドル、子供18ドル 家族50ドル(大人2人、子供4才から14才まで)となっている。
フェリーの発着場
チケットオフィスはプリンスウォーク入口横の階段を下った左手にある。チケットブースはフリンダーズストリートステーションにもある。
自転車の有料貸し出し。 １時間$15~
メルボルン国立スポーツミュージアム
メルボルンクリケットグラウンド(MCG)内にあるスポーツミュージアム。クリケットに限らずフットボール、自転車競技、テニス、ラグビーと様々なスポーツの展示物があり、実際に各種スポーツをモニターを通して体験できるコーナーがある。
プリンスウォークからメルボルンクリケットグラウンドまでは徒歩で片道30分くらいかかるので、欲張りに散策したい人は有意義なコースになるだろう。先ほど紹介したWilliam Barak Bridgeを渡り切るとMCGが見えて来る。
歩いて行きたくない方は鉄道を利用する方法もある。フリンダーズストリート駅からHurstbridge行きのメトロに乗り、一駅目のJolimontという駅で降りる。
またVisitor Shuttleが定期的に市内周辺を運行している。このバスはMCGにも止まるので是非利用されたし。
スポーツミュージアムの入口はGate3になる。建物内部に入ると簡易的な荷物検査が行われ、その後チケットカウンターでチケットを買う。
スポーツミュージアムには通常のミュージアム見学チケットの他、クリケットグラウンドのツアーチケットも売られている。
クリケットグラウンドでのツアーでは、試合以外通常解放されていないスタジアム内部を係員が案内してくれる。
観客席から見たスタジアム
スポーツミュージアム入口
スポーツ体験コーナーも充実している。ゲーム感覚でスポーツを楽しめるとあって子供達には大人気だ。
モニターの的に向かってアーチェリーの矢を射る。といっても矢は出ない。矢を射る音とともにセンサーが反応して的のどの位置にあたったかをスクリーンモニターに映し出す。
モニターをみながら自転車競技を体験できる
バスケットコーナー
サッカーコーナー
ラグビーコーナー
メルボルンクリケットスタジオ全体の模型
お土産コーナー。クリケット有名選手のTシャツが売られている。といっても日本ではあまり馴染みがいかな。
プリンスウォークまでの行き方
今回はチェックアウト前にホテルに荷物を預けないでそのままサザンクロスステーションからフリンダーズストリート駅に来る方法を紹介したいと思う。
大手旅行代理店のツアーに申し込んでない方が空港からメルボルン市内に来る場合は、バスかタクシーになると思う。
バスで市内に向かう際はSkyBusを利用する事になると思うが、メルボルン市内でのバスの終着点はサザンクロス駅になるので、プリンスウォークまで行くには市内を運行しているトラムに乗るか、徒歩で向かう事になる。
徒歩で行く場合の最短路。市内中央を通るCollinsストリートは坂道のアップダウンが多いので、フリンダーズストリートを利用する方が疲れない。
行き方はサザンクロス駅前のスペンサーストリートを南に行き、フリンダーズストリートと交わる交差点を左折(交差点左手にセブンイレブンがある)しフリンダーズストリートをフリンダーズストリートステーション正門のあるワンストンストリート交差点にぶつかるまで歩く。歩行時間は20〜３０分程度。
プリンスウォークはスワンストンストリート交差点にほど近いセントキルダロード沿いのFederation Squareの向かい側にある。
トラムを利用して行く場合は、サザンクロス駅前のスペンサーストリートにあるトラムの駅で122番のトラムに乗車する。下車する場所はFlinders Street Stationだ。車内アナウンスがない場合があるので、車掌に駅についたら教えてもらうように頼む。
最後に
メルボルン市内の公園は今回紹介したプリンスウォークやバーラング・マー・パークに限らずとても環境が良く散策するにはうってつけのポイントとなる。市内中心部にも関わらず十分な敷地としっかりと整備された芝生、開けた景観は、日本にいたら決して味わう事ができない開放感を味わう事が出来る。
是非メルボルン初日はオーソドックスな市内観光よりも景観抜群の公園でリフレッシュされたし。長旅の疲れが癒えること間違い無し。
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