フレッシュトマトソースパスタ お前ら男子は黙ってパスタを作れ!in メルボルン

  

こんにちはYUです。僕がオーストラリアで自炊して何を食べているか気になるでしょ? まあもうタイトルとアイキャッチ画像でバレているからもったいぶる必要も無いんだが、パスタ料理だ。

パスタは米よりも安く、そして何と言ってもパスタ料理は手間がかからずコツさえ掴めばパパっと簡単に作れてしまうから、自炊を面倒と感じる僕は重宝している。 カロリーが高く栄養も偏っているから僕みたいに毎日のように食べるというのはお勧めできないが、一人暮らしの男が持つべき自炊レパートリーの中では必須料理の一つだ。

その理由はもう述べたが、オーストラリアではパスタが安いこと、使う材料が他の料理に比べて圧倒的に少なく材料費を抑えられる事、慣れてくればわずか十数分でできてしまう事。

これらの要素が僕の生活費や自炊の負担を取り除いてくれるのだ。また限られた材料や調味料の量を調整するだけで味が変わって来るので研究の余地が多分にある。

そしてなにより、男子諸君がこのパスタ料理をする上で最大の動機になるのは女性が振る舞われて一番喜ぶ料理と言う事だ。やはり女性を自宅に招待して料理の出来る男を演出するというのは男の嗜みである。 ここで一つパスタ料理をマスターして女性からの評価を獲得しようではないか。独身男性諸君。


フレッシュトマトソースパスタ

この料理は以前、こちらオーストラリアに来て少しの間働いていた日本食レストランのシェフから教わったパスタ料理だ。材料はオーソドックスなトマトソースを作る材料と変わらない。唯一オーソドックスなトマトソースと違う材料といえばフレッシュトマトを使うと言う事だ。

作り方もオーソドックスなトマトソースと何ら変わりはないが要所要所でポイントがあるので覚えてもらいたい。偉そうに言っているが素人が作る料理なので、何か改善点があればあなたなりに工夫して作れば良いと思う。


まずは材料の準備!


使う材料は

  • パスタ・タリアテッレ→200g(2人前)
  • フレッシュトマト→6コ
  • 乾燥バジル→適量
  • ニンニク→3かけ
  • パルメザンチーズ→適量
  • オリーブオイル→大さじ4
  • 塩→適量
僕は大盛りが食べたいので2人前の量で作った。

今回はホールトマトを使わずに、フライパンの中でフレッシュトマトを潰して煮ていくので、トマトの果肉はある程度残った粗めのソースに仕上がるので、味が馴染みやすいように割とパスタの面積が大きく、パスタの断面に小さな凹凸がある生タイプのタリアテッレを使用。

日本でこの手のパスタが手に入るかどうかは分からないが、通常のパスタでも十分に美味しくいただける

フレッシュバジルがColesに無かったため、乾燥バジルで代用する。パルメザンチーズも粉末タイプが無かったので生タイプを買って来た。


材料の下ごしらえ

お湯の準備

鍋に入っている水にたいして1%の塩をくわえ沸騰させる。


トマトの下ごしらえ

トマトのお尻に十字の切り込みをいれ沸騰したお湯に20秒くぐらし、水を掛けて冷やす。その後トマトの皮を全て取り除き、適当な大きさに切ってスタンバイする


ニンニクの下準備

ニンニクは香りを引き立たせる為に包丁の腹で潰した後、粗めのみじん切りにします。また、ニンニクを油で炒める時に、フライパンにしいた油に香りが移りやすいようにオリーブオイルを少量刻んだニンニクにかけ、塩をひとつまみ加えた後、刻んだニンニクをさらに包丁の腹で潰してオリーブオイルに香りを移します。この一手間があると味が全く違って来るので試してほしい。


ソース作り

熱してないフライパンに先ほど下ごしらえしたニンニクと大さじ4杯部のエクストラバージンオリーブオイルを入れ、強火で熱する。ニンニクからプクプクと泡が立って来たら弱火にしてきつね色になるまで熱する。なぜ多めの油を入れるかというとソースを作る過程において乳化の作業があるからである。トマトの水分と茹で汁の水分を考慮して少し多めの油を入れるのだ。

ニンニクに色がつきはじめ風味が立って来たらトマトを投入する。火加減は中火にしてじっくりと炒める。フレッシュトマトは熱を加えると自然と形が崩れてくるので、トマトに熱が入ってないうちからヘラを使ってガシガシ潰す必要は無い。ある程度果肉が柔らかくなって来たらヘラで潰すようにすれば良い。

ある程度トマトの果肉が柔らかくなって来たら、茹で汁を加えてトマトを潰しながら、鍋を揺すって乳化させる。火加減は中火だ。強火にしてしまうとせっかくのトマトの酸味が飛んでしまったり、ソースがあっという間に蒸発してしまうので注意が必要だ。茹で汁の量はフライパンに敷いたオリーブオイルと同量が目安だ。ソースの硬さはその都度茹で汁を加えて調整する。

ある程度ソースにとろみがつき、淡いクリームオレンジ色をして来たらソースは完成間近だ。粗めのソースに仕上げるのである程度ソースの中に果肉があってもいい。ここで味を見て塩で味を整えて行くが、パスタの茹で汁を既に加えている事と、最終的にパルメザンチーズが加わるため、ちょっと薄いくらいの味付けに留めておく事が望ましい。

最後に火を消してドライバジルを加え全体的によく混ぜたらソースは完成だ。バジルを加えるときは必ず火を消す事。そうしないと香りが飛んでしまう。

パスタを茹でる

パスタを茹でるタイミングはソース作りの目処がついてからだ。そうしないとタイミングよくアルデンテの状態で鍋から引き上げることはできない。鍋のお湯はグラグラ沸騰している必要は無く、ポコポコ泡が立っている程度で十分だ。

パスタは定期的にかき混ぜパスタ同士がくっつかないようにする

基本的にパスタは表示時間より一分前に揚げるが、直接自分で味見して食感を確かめて必要に応じて茹で時間を調整してほしい。


パスタをあえる

パスタが上がったらソースが入ったフライパンに移し軽く一掴みのパルメザンチーズを加え良くあえる。この時火はつけない。少しパスタが硬いなと思った場合は茹で汁を少しソースの中に加え弱火でパスタの硬さを調整する。加えたチーズが溶け出してある程度トマトソースに絡んだら完成だ。

パスタの完成

最後に彩りでバジルをパスタの上に乗せ、香り付けで少量のオリーブオイルを回しかければ完成だ。どうだ簡単だろう? 独身男性諸君! 試してみたくなったんじゃないか? ぜひ今夜はパスタ料理を作ってくれ。

終わりに

オーストラリアでパスタを作るのは飽きない。なにせスーパーで売っているパスタの種類の豊富さが日本と全然違うのだ。日本のスーパーでお目にかかれるのはスパゲッティーニとフェットチーネぐらいじゃないのか?こちらではそれ以外にもタリアテッレ、ニョッキ、ペンネ、フリッジ、カッペリーニ、ヴェルミチェッリ、パッパルデッレ、ツィーテ、リングイネ、ラザーニェ、ファルファッレ、言い出すときりがないほどパスタの種類が豊富だ。


さらに生パスタの種類も充実していてパスタ好きにはたまらない。値段もお手頃で300g 1ドルから3ドルとかなりお買い得だ。オーストラリアに来た際は是非スーパーを覗いてみてもらいたい。その種類の多さに圧倒されるはずだ。

そしてオーストラリアに住んでいる独身男児に告ぐ。これを機会にパスタ料理に目覚めるのだ。ここで修行を重ねればモテモテになるはずだ。これを実践してモテ系料理男子に生まれ変わってほしい

女性諸君。僕のパスタを食べたいと言う事なら大歓迎だ。いつでも遊びに来てくれ。現在絶賛彼女募集中だ!

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