セルフチェックアウトシステム(自己決済システム)での支払いの仕方。(動画あり)

  
欧米などでは大型スーパーチェーンなどでのセルフサービスチェックアウトシステム(自己決済システム)の普及が進んでいる。オーストラリアも例外でなくColesやWoorWorthをはじめとした2大スーパーマーケットチェーンで普通に導入されている。オーストラリア人の日常の食品の購入の仕方は日本人の感覚かすると爆買いの部類に入るだろう。週末ならいざ知らず平日でも買い物用のトローリー満タンに食料を詰め込む主婦があちらこちらで見られる。こうした買い物客が多ければ当然レジがいくつあっても足りない。常時10台以上のレジを設置している大型スーパーでさえ全てのレジに行列ができるのだから、その行列を緩和する為の施策としてセルフチェックアウトシステム導入したのだと推測する。セルフチェックアウトシステムであれば特段一人の店員にレジの決済を任せずとも自分で商品をバーコードリーダーに通し買い物ができるのだから非常に効率的だ。特に小口で買い物に来ている客にとって大量に食材を買い込んでいる客は煩わしい存在の何者でもない。

セルフチェックアウトコーナーには常時数人の店員が常駐しており、使い方に関して客にアドバイスをしている。。セルフチェックアウトシステムの支払い方法には3種類あって、現金で支払うか、クレジットカードで支払うか、キャッシュカードについているエフポス機能を使って支払うかだ。エフポス機能とはクレジット会社を通さず直接銀行の口座から引き落としされるシステムの事である。

クレジットで買い物をする場合は手数料がかかったり、口座から購入金額が引き落とされるまでに時間がかかったりするので、専ら便利なEFPOS機能を使用して買い物をしている。オーストラリアで生活するようになってから現金はあまり持ち歩かなくなった。そのかわりキャッシュカードの使用頻度がとても増えた。現金で支払う習慣がなくなるためついつい無駄な買い物をしてしまう事が玉に瑕だ。

ということで今回はこのセルフチェックアウトシステム、エフポス、クレジット専用機の使い方について解説して行こうと思う。
カード決済のスタート画面。まずカードのみの取り扱いになり、現金での取り扱いができないので大丈夫かどうか確認して来るので"Proceed"を選択する。

次に購入する商品のバーコードをしたのバーコードリーダで読み込む。ちなみにバーコードがない量り売りの商品の場合は、袋に入れたまま直接バーコードリーダーの上に商品を置く。そして購入する商品を選択画面から選ぶと自動的に重さが算出されて値段が提示される。実はバーコードリーダとその周辺は秤にもなっているので食材の重さが量れるのだ。

全部の商品のバーコードの読み込みが終ったら、スクリーンに表示されている商品の数量、値段を確認する。ここは結構重要でバーコードリーダーが商品のバーコードを2回読み取ってしまうことがあるので必ず確認が必要だ。確認したらスクリーン右下に赤く表示されているPAYをタッチ。その後画面が切り替わったら、Pay Amount を選択する。

次にカード読み取り専用端末で支払いを行う。エフポスで支払いをする場合は端末下部にカードを差し込む隙間が有るので、キャッシュカードのICチップを上向きにして差し込む。この端末でやるべき事は3つ。
  • Savingsを選択する
  • 値段を確認する
  • pinナンバーを入力しエンターを押す
銀行によってSavingsから引き落としができるかCheque accountからの引き落としができるか違いが有るが、基本的にはSavingsを選択すると銀行の口座から自動引き落としになる仕組みになっている。ちなみにANZのカードではcheque acountでの引き落としが出来なかった。買い物の際どちらでの口座での引き落としになるかを予め銀行で聞くか、直接スーパーマーケットで試してほしい。

値段の確認は怠らない。

Pinナンバーとは現金をATMで引き出す際に必要になる4桁の暗証番号である。これを入力し、右下の緑色のボタンを押す。決済が完了すると端末のスクリーンにapprovedと表示される。

端末での決済が終了したら、カードを抜き取り、レジのスクリーンに戻ってOKボタンをタッチ。レジの下からレシートが出て来るのでそれを受け取って終了である。

このレジ操作の基本的な流れは現金での支払いであってもクレジットの支払いであっても同じである。分からなければ店員が懇切丁寧に教えてくれるので、会計をレジの店員に任せていた人は是非、セルフチェックアウトシステムに挑戦するといいだろう。非常に効率的に買い物ができるようになるぞ。

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