シェアハウスのインスペクションに来る来訪予定者のバックレやドタキャンを解決する方法

  
不動産エージェントとシェアハウスの解約手続きと、新しい入居者探しに奔走している私だが、本当に10月31日までに入居者が見つかるか不安が募るばかりだ。自分の部屋を引き続き借りてくれる新しい入居者が決まらないと言う問題はシェアハウスを退去する人にとって悩みの種の一つだ。私も例外ではなくなかなか借り手が見つからなくて困っている。

Gumtreeと日豪プレスに広告を出したのは2週間ほど前で、日付が変わるたびにサイトに上位表示されるよう広告のアップデートを繰り返した。おかげでインスペクションに行かせてくれという問い合わせの電話が毎日のように時と場所を選ばず携帯にくる。ここまでは全く問題ないだろう。インスペクションの問い合わせが多ければそれだけ入居者が決まる確率がおおいのだから。

こちらも見ず知らずの彼らのインスペクションのリクエストに応じて名前と年齢を聞き出し自分の予定と照らし合わせてインスペクションの予約を予定に組み込んで行くわけだが、その大半はドタキャンかバックレだ。

こちらも何度も相手とやり取りを重ねお互いの予定を調整しているし、一人だけとこのやり取りをやっているわけではない。複数の人間と予定の調整をして、私がシェアハウスにいるわずかな時間にインスペクションの予約を入れている人同士がぶつからないように工夫している。

そういう配慮がある事を全く知らない彼らは、約束した時間に来なかったり、予定の10分前にドタキャンの連絡を入れこちらが煮え湯を飲まされる。こういったことが後を絶たない。日豪の広告を見つけてインスペクションの予約を入れて来た日本人も平然とバックレをするから参った。

インターネット広告で入居者を募集しているんだ。ネットユーザーは混合玉石で色んな人間がいることも分かるし、一部常識が無い人間がいることは分かっているが、ここまでとは思わなかった。

個人の道徳心の問題だし極めて常識的な問題なので広告に追記するかどうか迷ったが、こちらの負担を減らすためキャンセルの場合必ずこちらにいつまでに連絡をいれるかという注意書きを追記した。

また、インスペクションの後満足して契約書にサインしたにも関わらずそのまま音信不通になりとんずらをこいたやつも数知れない。こういった常識知らずの身勝手な人間の不誠実な対応に振り回されて本当に困っているんだ。

シェアハウスを解約する時にこういう経験をされたかたはたくさんいるはずだ。そこで私が現在実践している解決策を色々お教えしたいと思う。まだ現在進行形なので効果のほどは保証できないが試してみる価値はあると思う。

バックレ、ドタキャンの解決法

バックレを実行するか否か、ドタキャンを実行するか否かについては個人の道徳的な価値観に基づくのでこちら側がいくら広告で禁止事項として訴えたところでやるやつはやるのだ。

だから防ぎようが無い。だからといってインスペクションに来てくれる人の人選を厳しくするなどして来訪者数を減らすと入居者が決まる確率が少なくなるため、基本的には来る者は拒まずと言ったスタンスでどんどん予約を承る。

こちらとしてもバックレ、ドタキャンが多発する以上それを考慮にいれて予約を承る必要があるため、良心的、常識的でこちらの都合にインスペクションの日取りをあわせてくれる来訪者にはとてももうしわけないが、同じ時間帯に複数の来訪者の予約を入れる。

同じ時間帯に来訪者が来てどちらかが入居を決断してしまった場合や、入居契約の取り合いになる事を考慮に入れて別の時間帯に来てもらっていたが、結局来ない奴は来ないのだから同じ時間帯に5人以上の予約を予定に入れる事にする。

解決方法はとにかくインスペクションの予約を承る。同じ時間帯でも、既に10人の予約が入っていても関係ない。とにかくバックレやドタキャンで何割かは来ないのだから予約を入れるだけ入れることが重要だ。

ボンドを先に支払わせる

物件を探しまわって悩んでいる連中の心は移ろいやすく自分が最初に下した決断も簡単に覆すため、契約を交わした翌日に音信不通になったりとんずらをこいたり不義理を働く人間が多い。こちらは訴えようにも相手の住所を知らないのだから対応のしようがないのが現状だ。

とにかく契約書のサインだけでは何の効力も強制力も無い。ということで契約締結の際には事前にボンドを支払ってもらうようにお願いしている。私のシェアハウスはボンド0だが、私は借りたいと申し出た人間に対して私に200ドルのボンドを支払うよう促し、契約書が交わされ正式に不動産エージェントの方で部屋の名義が私から借りたいと申し出た人間に変わったときに全額返すと告げているが、こういう言い方をすると優柔不断な人間はだいたい自分の申し出を撤回する。本当に迷惑な連中だ。

もしあなたのシェアハウスを借りるのにボンドが必要な場合は、相手の決断の意思を確かめ契約に強制力を持たせる為に、前金としてボンドの半額を支払ってもらうか、全額支払ってもらおう。決断がある人間を見極める事が出来る。

広告文にはしっかりと情報を記載する

広告文にはしっかりと情報を掲載する事だ。これは何もシェアハウスの特徴を細大漏らさずに説明しろといているのではない。特徴を説明するのも大事だし、メリットを強調するのも重要だが一番重要なのはデメリットや欠陥をしっかり記載することを心がけることだ。

確かにデメリットを広告に記載すると言う事はある種、人を選ぶような事かもしれないしインスペクションに来る人も減るかもしれないが、契約にいたるプロセスまでに来訪者がシェアハウスに抱いている疑念が晴れなかったり、広告に書いてある事と実際のイメージとの乖離が大きいと、彼らは決断を先送りしてしまう。結局契約にこぎ着けるまで遠回りになってしまうため、メリットとデメリットをしっかり広告に書いてこちらの誠意をしっかりと伝える必要がある。

まとめ

次の入居者を探す事がハウスルールになっているシェアハウスは本当に大変だ。すんなり決まってくれればいいが私みたいに不誠実な訪問予定者に悩まされることも多いだろう。日本人はとかく情にほだされたり、相手の状況を気遣う事を優先順位のトップに持ってこようとするが、シェアハウスを離れられなくて困るのはあなたなのだから、入居者を見つける為に戦略的にまた合理的に考えて常に最適な選択をしていく必要がある。まだ私も入居者が現時点では決まっていないが、上記の解決策は私の数々の失敗が土台となっているのでもし入居者が入らないと困っているのなら是非活用してもらいたい。

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