オーストラリアのスコールは結構激しい

  
まだ宿舎のワーカーが寝息を立てている早朝午前5時、7時に始まる仕事(トレーニング)に備えて体を馴らすためにジョギングを開始する。

外は小雨で非常に涼しい。連日猛暑が続いていたモレイフィールドでは思ってもみない最適なジョギング日より。舗装されていない農場の道は避けて、農場に挟まれた国道沿いを延々と走る事にした。

走っている途中もなかなか止まない雨とどんどん分厚くなる雨雲。大雨を示唆するかのように、道の途中には所々に洪水の注意を促す標識が見られるようになる。

走って30分ほど、5km折り返し地点で雨脚が急に強くなりだした。一旦林の中に入り雨をしのぎ、雨が弱まったのを見計らって再び国道でランニングを開始するが、また雨が降り出したと思ったら、今度は雨脚は弱まるどころか強くなる一方。

雨の強さはおよそシャワーを全開にしたときと同じ。服はビタビタ。服が吸収しきれなくなった雨水はズボンに到達し下着も絞れるほど水を吸っている。

走っている私を追い抜く車は凄まじい水しぶきを上げて走り去って行く。折り返し地点から10分程度で雨脚は激しさを極め道路は半ば水没するんじゃないかと思うくらい激しく打ち付ける。

折り返し20分地点では国道が洪水のように雨水が道路上に停滞していた。国道を行き交う車の水しぶきを何度もかぶりながらやっと帰ってこれたが、このジョギングを通じてオーストラリアの雨は場所によっては小雨でもなめたらかなり酷い目にあうという事が分かった。


モレイフィールド周辺のファーマーは雲行きをみてその日の天気を知るといいますが、本当にそのとおりで雨雲の動きが非常に分かりやすすぎる。

日本は雨雲が空に停滞してもそれほど急に雨が降る事は無いですが、こちらは雨雲が空を覆った瞬間雨が降り出します。

それも半端じゃない量です。だいたい半日で日本の通常の雨が2日間降り続いた量が一気に降る感じです。そりゃあ道は洪水になりますよ。

国道沿いの林は獣道が完全に川と化していて雨の激しさを物語っています。こちらでは一日中コンスタントに降り続く事はありませんが、短時間の降雨量が非常に多いので、雲の動きを必ずみて天気を予測した方が良さそうです。小雨だといって馬鹿にするとずぶぬれになる事になります。

クイーンズランド州は亜熱帯気候に属しスコールが発生しやすいという話は聞きますが、東南アジアのスコールと比べて激しい雨が降る時間が長く、降ったり止んだりを何度も繰り返すので少々厄介です。クイーンズランド、特に下水のインフラが十分でない農場地帯へ車で移動する際は気をつけてください。

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