ブリズベン仕事探しと、仕事の探し方

  
ブログを書きながらもせっせと求職活動をやっておりました。元来電話が苦手で電話上のコミュニケーションよりメールでのやり取りを好んでいましたが、こちらに来て、常に明日の飯の種を探している私にとっては、そんな悠長な事は言っていられません。メールじゃあいつ返事がもらえるか分からない上、目の前にあるチャンスを連絡を待つ間に失ってしまう可能性があるため、即回答を得られる電話に切り替えて応募です。電話が苦手な上さらに、異なる言語でのコミュニケーションが通常の会話よりとりにくいと言われている電話でのコミュニケーションは私にとってハードルがさらに上がります。この際、恥も外聞も捨てて突撃です。数打ちゃ当たる戦法でジョブエージェントからもらったファームリストに片っ端から連絡し、時にはブリズベンにあるバックパッカーホステルを尋ね歩き、ジョブボードをの求人にこれまた片っ端から連絡したり、できるだけホステルにいるひととコミュニケーションをとり紹介してくれるポジションがあるかどうか聞いたりもしました。2日かけて聞きまくり、電話しまくった結果ポジションが3つ見つかりました。このなかから仕事内容と条件を照らし合わせながらBestな仕事を選びます。本当は選んでいる場合ではないのですが、日に数十件と電話をかけていると受け入れてくれるポジションが複数見つかる物です。本当に行動したもの勝ちです。昨日は一日中パソコンの前に座り続け電話し続けていました。一昨日は一日聞き込み。

私が選んだのは韓国系のコントラクターが斡旋している農場です。時給22ドルでフルーツのプランティングの仕事です。一日の労働時間はおよそ8時間で週5~7で稼働していると聞きました。休日返上でも仕事が欲しかったので、時給制で週の労働時間が一番ながい農場に行く事に決めました。ブリズベンの周辺で時給制の農場の仕事をとれるというのは非常に運がいい。というのも、ブリズベン周辺のガトンやバンダーバーグでの仕事は基本的に歩合制がほとんどで、作業に慣れていない人は一日で50ドルも稼げない。たまに広告で一日300ドル超えとか書かれていますが、あれはその農場で 非常に長く働いているベテランが取得できる給与の額です。彼らはその農場で数年従事しており、そのほとんどはビザを正式に取得していない違法移民であるベトナム人やマレーシア人達です。昨日今日働きに来た人間とスキルの差が天と地ほどもあるのは当たり前。一日に一人が収穫できる数は圧倒的にベテランの方が多いです。

ベテラン達の収穫のスピードは非常に早く一日に長時間働くため、およそ1ヶ月で収穫し終わってしまう時があり、一人頭の収穫量にかなり偏りが生じる事になります。つまり歩合制の場合はのんびりしているとどんどんベテランに給与を持ってかれてしまい、手取りが少ないまま仕事が終了という危険性があるので、経験が無い人は時給制がいいんです。

ただファームの仕事は求人がほとんどないのが現状です。今回の仕事はたまたまネットに掲載されていた広告から応募しましたが、実際は収穫のシーズンになると農場主の元へ何十人もの労働者が車でおしかけ直接交渉するので、農場主は広告費に資金を投じてワーカーを募集する必要性がないのです。そして彼らは人づてでの労働力確保に非常に信頼を置いているので、だれかそこで働いている人か若しくは知り合いに紹介してもらう事がもっとも効率よく仕事を得る方法なのです。

さまざまな人に自分は仕事を探していると告げる事が一番効率的に仕事を得られる方法だと思います。仕事を見つけたいなら恥も外聞も捨てて聞きまくりましょう。絶対に見つかるはずです。

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