オーストラリアではショッピングカートを自宅まで持ち出し可能

  
オーストラリアでは基本的に日常生活で必要な食材は週末に一週間分ないし二週間分をまとめ買いする人が多いです。

日本のように毎日その日の夕食の食材をスーパーで食べきる分だけ購入するということはないです。平日に来る場合は各種消耗品や調味料を切らした時で、必要に応じて買い足したりしますが、必要な食材は週末にまとめ買いが基本です。

農場エリアに隣接しているモレイフィールドは、農場労働者がよく買い出しに来ます。車で片道30分~40分程度かかるので車を持っていても、仕事が終わった後スーパーが閉まっている場合が多くまず平日には買い出しには行けません。

なので週末のお休みを利用して大量に食材や必要物資を買い込みます。その量たるやトラック一台分です。値段が比較的安いスーパーマーケットで一人およそ70ドルから100ドルは買い込むのでトラックがないと積み込むスペースがないのです。

買い込みはおおよそこちらでは文化になっています。国道の周辺に位置しショッピングモール にも簡単にアクセスできる住宅の住民でも大量買いをして大きな冷蔵庫にぎっしりと食材を詰め込み、日本のコンビニでもよく見かけるアイスクリームが保存されている業務用冷凍庫に冷凍食品を大量に詰めます込みます。

そのためどんなにスーパーマーケットから近くとも車が無いと買い込んだ食材を家まで運ぶにはとても苦労します。実は徒歩でスーパーマーケットに来る人もいてそういう人が大量に買い込みをする場合はスーパーのショッピングカートを借ります。

スーパーマーケットのショッピングカートで家まで食材を運び、家の前に借りたショッピングカートを置いておくと後日スーパーマーケットが手配しているショッピングカート回収車が住宅地を回って回収してくれるので非常に便利です。

日本の場合だとショッピングカートを持出していい範囲は良くてスーパーの敷地内の駐車場に限られるので、スーパーのショッピングカートをそのまま自宅まで持って行けるというのは非常に便利です。

買いだめの文化が根強いオーストラリアならではのスーパーマーケットの配慮です。ただ利用する場合はショッピングカートがどの程度の範囲まで持出し可能かスーパーの店員にあらかじめ聞いておく必要があります。

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