観光ビザで寝床を保証してもらう代わりにちょっとホステルの仕事を手伝うくらい問題ないだろ。

  
北海道のホステルで旅行者に、寝床を保証する代わりにホステルの仕事に従事させたホステルの責任者が入管に摘発されたと言う話。割とオーストラリアではバレないで家族経営のホステルで働いている人がいたし移民局も黙認している感じなんだが、日本ではかなり厳格にとりしまっててびっくりした。

宿泊料代わりに外国人客働かせた疑い ホステル社長逮捕

 札幌市のホステル(宿泊施設)で外国人客2人が無料宿泊の代わりに不法就労したとされる事件で、北海道警は12日、ホステル運営会社「万両」(東京都台東区)の社長小沢弘視(こざわひろし)容疑者(45)=東京都墨田区横網1丁目=ら3人を出入国管理法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕し、発表した。

asahi.com

オーストラリアでも長期旅行者の為にホステルが寝床を保証する代わりに簡単なハウスキーピングの仕事を提供するというのは一般的だが、オーストラリアでも就労とカテゴライズされるのでワーホリなどのオープンワークパーミットがないとボランティア的な仕事でも従事できない事になっている。

が、大手のバックパッカーホステルは除いて、今回の事件のように夫婦経営、同族経営の自営業ホステルでは、かなり少ない予算でかなり切り詰めて長期の旅行を計画している若者を見かねて、観光visaで入国しているにもかかわらず、雇っているところはあった。

またwwoofのような就労とボランティアの境界線が曖昧なものは、受け入れ側も正式にwwoferと書面上のやり取りがないため、観光ビザで働いている人も多いし、移民局も摘発しづらい案件だ。

wwoofの活動にはワーホリのビザが必要だとオーストラリア移民局は見解を示している。

こちらでも観光ビザで、ホステルの手伝いは移民法で規制されているが、今回のケースのように旅行者が摘発されたというニュースは聞いた事が無い。そういったことに寛容な雰囲気はある。

私見としてはそこまで厳格に就労行為を定義する事も無いだろうと思う。貧乏旅行中の若者の懐事情も考慮してある程度規制緩和するべきではないだろうか。放浪する旅人がホステルで寝床を保証してもらう代わりに働く言ったことは古今東西よくある話しだ。

外国人が観光ビザ一杯日本で旅行を楽しめる配慮を法律に反映するべきではないだろうか。

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