努力をアピールすることは信頼関係構築につながる

  
組織やチームで働いている場合、仕事は結果だけを出せば良いというものではなくお互いを尊重し信頼を高めあうことで良いパフォーマンスの仕事ができるし、結果にもつながると思います。

仕事でお互いの信頼を深める方法は相手とコミュニケーションを活発に取ったり、仕事後の時間を活用して飲み会を催したり様々な方法が有ると思いますが、一つのプロジェクトで同じ目標を共有しているならば"仕事を一生懸命仕事やる"ということが信頼の蓄積に非常に有効的だと思います。

そんなの当たり前じゃないかと思いかもしれませんが、もちろん一生懸命に仕事をして結果を出すのは当たり前の前提として、自分をいかに”懸命に働いている”かを演出することが信頼を築くキーポイントになります。

懸命に働く姿を見て不信感を覚える人などまずいませんし、逆に上司が便宜をはかって様々な仕事に挑戦させてくれたり、同僚からは頼りにされたりと非常に良い循環がうまれます。

結果さえ出せれば何をしても良いという考えは会社にとっては一時的にプラスであっても全体のモチベーションや士気に影響を与えてしまうので結局結果がマイナスに振れてしまうと思います。

最小限の努力で最大の結果が出せる人はこの点に注意せずに下手な個人主義に傾倒して、皆が一生懸命に問題解決をしようとしているときにiphoneでネットサーフィンしながら余裕綽々でコーヒーなんか飲んでいたら周りの反感を買うどころか、ずる賢く立ち回っているのではないかと根も葉もない嫌疑をかけられて上司に報告されたり、同僚から孤立してしまったりすると思います。

ここオーストラリアでもワーカーの間での空気感は非常に重要視されています。なぜならモチベーションの低下や不信感の蓄積は結果を多いに下げるという事を知っているからです。

以前このファームで凸凹したフィールドの地面をトラクターなどを使って整備する仕事があり、十数時間に及ぶ単純作業で完全に嫌気がさして内心"早く仕事終らねーかな?"なんて考えて仕事していた時がありました。

そういう考えをもちながらも自分としては仕事は手を抜かずに予定よりもずいぶん早く地面の整備を終えワークショップシェッドに帰ったら、マネージャーに呼び出され仕事のパフォーマンスが落ちていると警告を受けました。

私の理解ではマネージャーが目をつけたのは仕事のスピードや結果よりもダルそうに仕事をしている私の姿を見てそういった警告を出したのだと感じました。なぜならば通常仕事上でのミスやマネージャーの要求に応えられなかった場合は彼は必ず改善策を提示してくれるのですが、この時ばかりは言葉を濁して何が悪いのかを指摘しなかったからです。

この時に、自分が心で思ったことが直接見える形で行動に現れていたのだと気付かされました。

ここオーストラリアにおいてそこまで多くの職場を体験したわけではありませんが、少なくとも私が働いているファームではチームで働く場合の雰囲気や空気感は非常に大切にしているようで、日本の下手な会社よりもチームで働く事に長けていると感じています。

翌日から自分の気づきと改善点を実行するべくなるだけ一生懸命働いているように上司の前で振る舞いました。一つ一つの動きを機敏にして、次のパドックへ移動する場合も早足で移動したり、呼ばれた場合は大きな声で返事をしたりしました。

心の中では"ほら俺は役に立ってるでしょ?一生懸命やっているでしょ?"と繰り返し上司にアピールしていました。そうすると不思議なもので一旦下がったマネージャーの私に対する評価もどんどん上がり、結果的に私が経験した事が無い仕事に挑戦させてくれる事になりましたし、一つの仕事に対する裁量も広がりました。

これはちょっとしたコミュニケーションスキルですが、小手先だけのアピールでは誰も心は動かされないと思います。根本的に一生懸命努力できる盤石な土台を持っている人が使うから信頼の構築につながるわけで基本的に楽したい人が実践したところで上司は魅せられても同僚や部下はだませません。結局本心は行動に直結するので他人は敏感に自分の行動を察知します。

もしあなたが一生懸命頑張ってある程度結果を出しているのに上司からの評価が低いと感じたり、同僚や部下からの受けがあまり良くないと感じる場合はまず働いている時の自分の心情を観察してみて、改善点を探り、懸命に頑張る姿を演出してみたら良いと思います。少しずつ変化の兆しがみえると思います。頑張ってください。

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