ダーウィンの不動産事情

  
スーパーで食材を買い出すついでに、近くに不動産屋があったので覗いてきたら、ダーウィンCBD近隣のマンションタイプのアパートで400ドルで2LDK,駐車場付き。またグラウンドフロワーにはプールがついているではあーりませんか。物件の写真には日本の都心のマンションではあり得ない広々とした空間が映し出されており、おおっ!!これは安いしお買い得だ!!日本ではこの値段で2LDKなんてまず借りられない。ワンルームもいいところで、かなりのぼろアパートか事故物件を薦められる値段だなと思って見てみたら家賃が週払いでした・・・

週400ドルだと一ヶ月でだいたい1600ドル。う〜ん高い。1600ドルだと東京郊外でもっといい物件を見つけられそうと思ってしまいます。プールと駐車場がついているので妥当な値段だとは思いますが。

ダーウィンの家賃相場は週300ドルから400ドル

オフィスの表に物件の広告を張り出している不動産屋に色々事情を聞いてみましたが、日本のようにワンルームで月50000~80000で借りられる物件はほとんどなく、今契約できる賃貸物件の最低額が週280ドルで、ダーウィンの賃貸物件の相場が大体週300ドルから400ドルというふうに話していました。正規の仕事を持っている人はだいたい無理なく賃貸契約がかわせるそうです。ダーウィンで建設関係の仕事の時給が40ドルから50ドル。シェフの仕事が30ドルから40ドル。手取りで最低月に30万円はもらえるため、不動産屋で賃貸の契約をかわす人はフルタイムの仕事を持っている人に限られます。

その他定職に就かずにカジュアルジョブで仕事を点々としている人はバックパッカーやモーテルなどの安宿を住居として利用しているようです。

保証人は必要なし、敷金4週分、礼金なし

保証人は必要に応じて不動産会社が要求する場合がありますが、本人が扶養者から外れていなかったり、賃貸歴に問題がある(部屋の使い方に問題がある)人に限って保証人が求められるみたいです。これに該当しない人は基本的には外国人でも保証人は求められたりはしないそうです。 敷金はこちらでは家賃の4週分,およそ一ヶ月分を収めます。週400ドルの物件を借りるとすると一番始めの段階で少なくとも2000ドルは用意しなければならないので大変です。お礼金はとくに要求されたりはしません。

日本ではフリーターでもワンルームの格安賃貸物件を不動産屋から紹介してもらえますが、こちらはフルタイムの仕事をしていないと良い物件を紹介されるのは非常に難しいですし、金銭的にも非常に厳しくなるので、格安ホステルは旅行者だけでなく地元の人もかなり利用しています。

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