週7、一日13時間の肉体労働でどのように体力を回復させるか

  
この苺ファームに来てからというもの一日12~13時間の労働時間が週7というペースで続いていて正直疲れがたまっていて一日の休みが非常に恋しいです。

プランティングに合わせるため急ピッチで作業が進んでいて人手がもっと欲しいところですが、ボスがプランティングの要員からは灌漑の管理に人を回したくないそうで、結局フィールドワーク(畑の管理)要員の一人当たりの仕事量が増えて、残業が多くなり長時間労働を強いられてしまいます。

先々週は一日だけ半休はあったものの先週は7日フルで働いて、今週も半休すら取れなさそうな状況です。

そんなブラックすぎる状況で働いている私ですが、元々体力はあるものの、日常で疲労を回復する工夫をしないととてもこのペースでは働けません。

実は最初このペースで働き始めた時は余りに疲れて仕事が終わり部屋に入った瞬間床に倒れ込んで意識を失うように眠ってしまいました。

現在は疲れは常に体に残っているもののいくつか疲労を回復する方法を身につけ60%強まで回復させ精神的にも安定して働く事ができています。

そこで肉体労働で体力を回復させる私流のポイントを幾つか紹介したいと思います。

睡眠時間の設定

睡眠は疲労を回復させる上で一番重要なファクターです。しかしただ単に寝る時間を増やせば回復するというわけではありません。

体の修復が活発に行われる時間帯に必ず熟睡している必要が有ります。成長ホルモンが分泌される夜10時から翌2時までの時間帯は完全に頭と体はシャットダウンしていなければなりません。そのためには夜8時から9時の時間帯には電気を消して目を閉じている状況を作ります。

疲れているので床につけばすぐに寝息を立てて寝てしまうと思います。
これで翌朝はかなり体は楽になります。

当たり前のことなんですが、夜の時間帯は脳と体がリラックスして色々と快感を求めてしまうため様々な誘惑に負けてしまい遅い時間帯まで起きてしまうことが多いと思います。

多くの人にとってはこの習慣づけは非常に骨が折れると思います。”寝る”ことが疲れを回復させる上では一番重要です。

たんぱく質を多く取る

とにかく肉と野菜をできるだけ多く食べます。蛋白質は筋肉や体組織の修復・再生、血液や体液などの新生に欠かせない栄養素。朝昼晩と必ず肉を加えた食事を作ります。

朝は時間がないため大量のスモークソーセージと野菜とパンか夕食の残り。昼は休憩時間がないため手軽に栄養が補給ができる豆の缶詰とツナ缶を用意します。朝と昼は調理いらずの食事です。手軽で簡単にしっかりと栄養が補給できる食品を選びます。

メインの夜はステーキ!!ここはオーストラリア肉は安い!!週7で夕食はステーキを食らいます。フライパンで表面を焼いてオーブンに放り込むだけステーキができる為自炊時間の節約にもなり、早い時間帯に睡眠時間を確保しやすくなります。調理時間はおよそ30分程度。

食生活は肉中心に偏りますが長時間の肉体労働に絶え、体の回復を促すにはこのくらいが丁度いいです。

ランニング

疲れている体に鞭打ってトレーニングかと思うかも知れないですが、走ると思いのほか筋肉がリラックスできます。長時間外を歩いて凝り固まった足の筋肉や重いものを運んでかたまった肩や背中の筋肉をほぐすには丁度良いマッサージになります。

また長時間労働は運動強度が少なくても十分ハードワークになるので、クールダウンが必要です。かなりゆっくりのスピードでジョギングを仕事後に30分間行う事で筋肉が緩み疲労が解放されやすくなります。

ストレッチ

30分走ってある程度緩んだ筋肉に無理な負荷がかからない程度にストレッチをします。体を酷使した部分を中心にゆっくりと筋肉を体を伸ばします。これで体のケアは完璧です。この状態で睡眠を取ったらある程度痛みや疲労が軽減されているはずです。

どれも巷ではよく耳にする疲労を回復する方法ですが、これらのポイントを一つ一つ守って実践することで疲労に強い体を作る事が出来ます。継続的に肉体労働を続けるには常に体のケアが欠かせません。肉体労働に従事している人は是非自分の体に慈愛を持って接してください。

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