第1回食レポ パースのラーメン屋さん

  


はいっ! ということで今回はパースの食レポです。

食レポと言っても日本食ですがご容赦願いたい。どうしたって日本食が恋しくなる時がある。それに日本人であればご理解いただけると思うが、パン食はどうしても食事の範疇とは思えない。どんな惣菜パンでも間食している気分になる。

話はずれたが、今日の食レポはラーメン。パースの中心部 バラックストリート(Barrak .St)とピアストリート(Pier.St)にはさまれたマレーストリート(Murray St)の一角にお昼になるとひと際行列を作るラーメン屋さんがある。その名も直(なお)。



お店の看板の"直"という字がなんとも実直で頑固な雰囲気を醸し出している。店内は活気溢れる日本語の挨拶がとびかっており、ウェイターも店主も日本人。黒を基調とした内装の店内はカウンターのみで、4人がけのテーブル席は歩道上のテラス席がある。

なんとここは席に座るとボトル入りの冷たいタップウォーターとコップを持ってきてくれる。日本では来店したら水を提供するのは至極当たり前だが、こちらではどの飲食店もそういう習慣がないので、こういうサービスは非常にありがたい。



注文したのはオーソドックスな味噌ラーメン。その他にも色々メニューがあったが後程紹介したいと思う。こちらのお店は、3種類の麺の好きな物を一つチョイスする。オーソドックスな卵麺、生地にほうれん草を練り込んだほうれん草麺、辛みスパイスを練り込んだチリ麺である。 今回は普通の卵麺で。



ちょうど12時を回ったお昼時で激混みの中およそ10分でラーメンが運ばれてきた。懐かしい味噌ラーメンの臭いがする。言うなれば、くるまやラーメンの味噌ラーメンといった感じ。



トッピングされている具材はわかめ、ぶつ切りのチャーシュー、スライスチャーシュー一枚、シナチク、ネギ、もやし,のり。

私はあまりラーメンには詳しくないのだが、おそらくスープは動物系と魚介系の合わせダシ。

麺は中太のちじれ麺。



感想としては、すこしダシが薄い。味噌の味は濃いのにダシが薄いからなにか物足りない味付けになってしまっている。また中太のちじれ麺は、麺を啜るのが難しいオージーのためか噛み切りやすく口の中で簡単に細かくなるがその分モチモチ感が損なわれている気がする。

占めて味噌ラーメン大盛り13ドルだが、田舎で細々と経営しているラーメン屋の味だった。圧倒的にクオリティーが高いとは断じて言えないが、バーガーやステーキに飽きたら食べてもいいかも。おいしく感じると思う。評価は味も風味もくるまやラーメン。舌の肥えてるラーメン通でなくても、日本のラーメンを食べ慣れている方だったらそこまでおいしいと感じないと思う。

ちょっと批判記事になってしまったが、私がお勧めできる人は、オーストラリアにて日本食が恋しくなり、まともな日本食が食べたいと思っている人。

P.S. その他のメニュー



つけ麺と冷やしラーメン。トッピングは海苔、バター、コーン、チャーシュー、シーフードミックス、蟹脚などなどバラエティに富んでいる。



海外での日本食の代名詞照焼き系の定食。これは本当にどこの日本食レストランにも置いてある人気メニュー



デザートメニューとスナックメニュー。餃子、たこ焼き、たいやき、抹茶アイスなどなど基本的に冷凍食品。



外のテラス席。結構日本人のお客さんも多い。

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